王滝ピンチ

中日新聞記事より.

利用が低迷し外部の有識者委員会から「廃止などの検討を」と指摘されている名古屋市の施設・市民御岳休暇村(王滝村).雇用や物品の取引などで恩恵を受ける地元の王滝村は,近い将来出される存続か廃止かの結論を,かたずをのんで見守ることになる.財政危機にある村の切実な願いを背に,休暇村は利用拡大へ向けた取り組みに懸命だ.
休暇村の中心施設は200人が泊まれる全60室のロッジ.かつては村の「おんたけスキー場」に来る市民に重宝された.しかし近年のスキー離れで宿泊客も減り,ロッジの稼働率は昨年度は44%にまで落ち込んだ.名古屋市は昨年度,休暇村に2億9000万円を公費から投じている.市が設ける行政評価委員会は「施設の必要性が低下しつつある.売却・廃止の検討を始めてほしい」との評価を下した.
「従業員の家族も含めれば100人ほどの村民の生活を支えている」と休暇村.人口1000人の王滝村には重い数字だ.村への納税や地元業者との物品などの取引もあり,瀬戸普村長は「なくてはならない施設.もし廃止となれば財政危機とダブルパンチの痛手」と言う.

ひょっとして村民より大勢の自転車が走ってるの!?