ふらっとタイヤ

通勤途中,道にカラフルな被覆のついたケーブルみたいなものが落ちてました.後ろから車も来ていたので,ケーブルを避けることなくそのまま踏んでいきます.するとパタパタパタと車輪の回転に合わせて音が鳴り始めます.「ケーブルやと思ってたけど,ガムみたいに柔らかいゴムやったんかなぁ〜」と思いながらしばらく走ると,あれれ.パンクじゃん! 慌てて自転車を止めて前輪を見ると,見事に金属片が刺さってます・・・.「音が鳴り始めたときにゴムやと早合点せず,止まっていれば助かったかもしれんなぁ」と後悔しながらペコペコになったタイヤでダマシダマシ走行.リムが壊れるのだけは困るので段差を避けながら(?).なんとか会社に到着したものの,ポンプは忘れてきてます.幸い,チューブはあるのですが,タイヤレバーもない.
携帯ポンプを持ってそうな人に聞いてみますが,誰も持ってません(←みんなパンクしたらどうするん?).諦めかけていると,食事中に同僚が「そんなん総務かどこかに行ったら空気入れくらいあるんとちゃうん?」「いやいやバルブの形が違うんよ・・・」と返事しながら,ふと思い当たる.そうそう,買ったときには仏式バルブを米式バルブに変換するやつが着いてたはずやっ!
定時後,無事に空気入れを借り,変換バルブを使って空気を入れてみると「おおぅ〜,空気入るやん!」.タイヤレバーの替わりにアーレンキーを使い(←L字の部分がスポークに引っかかって,思いのほか使えました),無事にパンク修理完了.指定空気圧までは入れられませんでしたが,実用上は問題ないレベルです.
いざという時のために変換バルブって,結構使えるのかもしれませんね.正直,今までまったく期待してませんでしたけど(笑).

もうタイヤ自身もかなりクラックが入っている状態だったので,新しいタイヤを電話発注しました(←タイヤのことはわからんのでお店にお任せです).ちょうど良さそうなタイヤが在庫あるみたいで,ラッキー.早めに交換しよっと.(記録を改めて調べてみたら,2年半・10000km使ったタイヤでしたっ!)
23km,あべ19.7.