何かを購入するとき，初期費用はもちろんのことですが，ランニングコストも視野に入れます．販売価格が１０００円と１００円であっても，前者は毎月１０円のランニングコストであって，後者が毎月１００円かかるなら，購入１年後には１１２０円と１３００円と，トータル費用は逆転します．
こんな簡単な場合は比較しやすいですが，もっと複雑な計算が必要なら大変です．そんな計算をする時間と労力を加味する必要があるでしょう．そして忘れてならないのがアフターサービスです．後者のメーカーは故障したら同日に修理してくれるのに対し，前者は１週間かかるなら・・・．どのような頻度で使用しているかによって，考え方は異なるでしょう．
ランニングコストという算数だけで，コスト削減できたと喜ぶのは怖いですね．
